心理学を土台とした実践型研修
株式会社デフィロン

2026.01.23 , マネジメント心理学研修, マネジメント研修, 最新トレンド

管理職が絶対に磨くべきビジネススキル

「管理職が絶対に磨くべきビジネススキル、一つに絞ると何ですか?」

と言われたら、皆さんは何とお答えされますか?

・コミュニケーションスキル
・AIやITの活用スキル
・論理的思考スキル

など、たくさんあると思いますが、
私の場合は、

「メタ認知」

です。

メタ…より高次の
認知…ものごとの捉え方

という意味で「自分の認知を客観視し、調整する能力」

1970年代の心理学から生まれた概念で、
2010年以降はビジネスでも使われるようになりました。

管理職であれば、例えば、

「部下はどのように感じているだろうか?」

「お客様はどのように考えているだろうか?」

など、意思決定をする際、感情や思考から、
「メタ認知」を用いて、幅広い視点を取り入れる必要があるのです。

なぜなら「メタ認知」ができないと、
世の中の激しい環境変化に対して、
自分の過去の成功パターンに固執し、
同じ行動を繰り返す場面が増えてしまうからです。

しかしながら、日頃からどれだけ、

「自分を客観視して、調整しよう!」

と努力してみても、結局は、自分で自らを客観視するだけなので、
自分にとって都合の良い解釈が先行するのです。

例えば、

「部下はどのように感じているだろうか?」

と客観視してみても、日頃の自らの思考パターンが先行します。

日頃から楽観思考な人は、

「まぁ、部下も大丈夫だろう、伝わったはずだ」

日頃から悲観思考な人は、

「部下は理解できていないに違いない、管理を強めよう」

と、自分の思考パターンの延長戦上で、メタ認知するので、
その後の『行動』は大きく変化できないのです。

あるいは、

「お客様はどのように考えているだろうか?」

と客観視してみても、

日頃から自責が強い人は、

「私の提案に原因があった、改善しないと!」
(=お客様や周辺環境への想像が欠如する)

日頃から他責が強い人は、

「お客様の今の状況なら、提案は通らないだろう、見込みはない」
(=自らの態度への想像が欠如する)

と、これまでの「行動」の繰り返しに陥ります。

管理職の場合、さらに「過去の成功体験」も投影されるため、
なおさら、内心では、

「私の経験上、こうだった!」

が強化して、自らに「都合の良い解釈」がたくさん生まれてきます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

真の意味で「メタ認知」を発揮するためには、

メタ認知の定義、

「自分の認知を客観視し、調整する能力」

にある「調整する」に答えがあります。

私が取り組んでみたことで、変化を感じられたのは、

自分と違う性格から客観視する

でした。

弊社の管理職研修では、この「メタ認知」スキルを高め、
管理職の現状打破、期待を超える成果へ、導きます。


人が大きく変化するのは、行動や感じ方だけでなく、
どのように知るかを変えたとき。

心理学者ロバートキーガンの言葉


本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

児玉達郎

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